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2023．4．20

五月病

代表の看護師カウンセラー　末次久仁子　です( ´∀｀ )

五月病とは…

　五月の連休明けに「やる気が出ない」「疲れがずっと抜けない」など何となく感じる不調。

【心の症状】・ついイライラしてしまう　・やる気が出ない　・漠然と不安を感じる　・人と関わるのが億劫　・仕事に行きたくないと感じる

【体の症状】・疲れが取れない　・食欲がない　・動機がする　・寝つきが悪い　

【行動面】・ミスが多くなった・身だしなみを整えられなくなった・家に引きこもりがちになった

　当てはまる症状がありましたか？？　連休明けにこのような症状が出る場合五月病かもしれません。子供も五月病になります。お子様のいる方は、注意深く様子を見てあげてくださいね。

　

２週間以上症状が改善しない、もしくは悪くなり仕事や学校も休みがちになるのであれば、うつ病や適応障害の可能性もあります。医療機関、カウンセリングを一度受けてはいかがでしょうか。

 

≪なりやすい人≫

　ストレスを感じやすい人、上手くストレス発散できない人

　生真面目…”しっかりやらなければ”と頑張りすぎる人

　責任感・正義感が強い…”早くなじまないと””成果を上げないと”→プレッシャーがストレス

　理想が高く、完璧主義…ミスを許せない

　自分の気持ちを抑えがちで、他人を優先してしまう傾向のある人

 

≪予防・解決案≫

1，モヤモヤを吐き出す・・・４月にストイックに仕事１本の生活をするのではなく、何でも話せる気心の許せる人と遊んだり、話したり、飲みに行ったりと交流を保つ

2，自分に高い期待を持ちすぎない・・・期待を高く持つことは大切ですが、思ったほどの成果が出ない時は、期待値が高すぎるのかもしれません。ゴールを少し下げてもいいのかもしれません。

3，睡眠を改善・・・眠れたなという実感がないのであれば、いい睡眠ではありません。寝る前スマホはやめる、電気は消す、など世間で言われている睡眠改善法を試してみてください。

4，ひとり時間を作る

5，その他・・・セロトニンを多く含む食事を摂る、ウオーキング、ジョギング、規則正しい生活、仕事とプライベートをきちんと分ける、など色々ありますが、できることから始めてください。

 

【かかわり方の注意】

相手のためにと思って、「あれをしたら」「これをしたら」と色んなことを勧めがち。

➡逆に、本人を追い詰め、状態が悪化することもあります。

勧めるより、本人が話しやすい環境（雰囲気）を作ってあげてください。